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診療放射線技師の国家試験問題から医療被ばくと職業被ばくの適正管理を考えるNo.2 不均等被ばくにおける実効線量計算

診療放射線技師国家試験の問題から「不均等被ばくにおける実効線量計算」を学びます。

2023年2月16日に第75回診療放射線技師国家試験が実施されました。

試験に、下記の問題が出題されました。

第75回診療放射線技師国家試験問題 午前

99 体幹部に放射線防護衣を着用して放射線業務に従事したとき、頭頸部と腹部につけた個人線量計の1 cm線量当量がそれぞれ5 mSvと1 mSvを示した。
実効線量[mSv]はどれか。
ただし、不均等被ばくの実効線量=0.08 Ha+ 0.44Hb +0.45Hc+0.03 Hmとする。

1.  0.85
2.  1.44
3.  2.88
4.  4.56
5.  5.00

不均等被ばくにおける実効線量の計算方法は下記の記事で紹介、解説していますのでご確認ください。
投稿を編集 “実効線量の計算方法から理解する個人線量計の正しい着用方法” ‹ WEB放射線管理室 — WordPress (radi-manage.site)

2023.02.17
群馬パース大学
渡邉 浩

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