神奈川県放射線技師会が2016年度に実施したCT領域の線量調査結果に基づいた原著論文「神奈川CTアンケート調査における線量低減に対する逐次近似画像再構成法の寄与-Contribution of Iterative Reconstruction to Dose Reduction in Kanagawa CT Questionnaire Survey」(筆頭著者:小川泰良、聖マリアンナ医科大学病院)が日本診療放射線技師会雑誌2021年度4月号に掲載されました。
08_1学術_20-4原著_神奈川CTアンケート調査における_小川様_4c.indd (jart.jp)
逐次近似法(IR)はCTの線量低減に寄与する、あるいはポテンシャルはあるとされていましたが、
実際には線量低減効果は限定的である
と報告しています。放射線診療の現場でのIRの使い方の再構築や工夫ならびにCTメーカの開発に貢献することを期待されます。
2021.04.19
[…] また、医療被ばくでは、神奈川県放射線技師会(現 放射線安全管理委員会)が2016年度に実施した医療被ばく線量調査結果に基づく講演です。この調査結果は、2021年4月にアップした記事「CTの逐次近似法の線量低減効果は限定的だった」で紹介したように論文化されています。 […]
[…] […]